9:57 2018/09/11 マイナスイオン水について
私が、マイナスイオン水、マイナスイオン空気にかかわることになったのは、
2000年に入ったころ、電気メーカの関連会社で働いていました。
その電機メーカがマイナスイオン空気アイテムを活用した、
家庭電化製品を製造、販売していたためです。
その当時購入した90年ころから入手した単行本を勉強したことを、
この文章にしています。
2018年時点でマイナスイオン関連の電化製品はすごい種類が多く出回っています。
それを、大別すると、次のようになります。
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1 : 飲用で摂取するマイナスイオン水関連
2 : 体の皮膚、呼吸で摂取するマイナスイオン水、イオン水蒸気関連
3 : マイナスイオン空気関連
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全体を考えて機種を選ぶ消費者は、頭を切り分けることは大切です。
この分類の各々に、水の特性、空気の特性、それぞれの生成方法が沢山ありために、
ここを抑えておかないと、頭が混乱して、何が何だか分からなくなります。
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1990年台から、入手した単行本の解説には、初期のころのいきさつ、話が載っています。
この辺の事情を一応、小耳に挟むことは、マイナスイオン関連商品の、価値、真の性能を
判断する助けになります。
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テレビなどの科学番組で、説明されたことことですが、気体の分子が、
プラス、マイナスのイオンに分離している状態をプラズマといいます。
前述の電気メーカは、マイナスイオン空気を、プラズマイオンと呼んでいます。
そして、そしてこのイオンが何個か集まったものを、プラズマクラスタと呼び、
このプラズマクラスタが、空気中の、臭い細菌などを
取り込んで除菌することを、謳っています。
( 空気中にマイナスイオンを生成する方法 )
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** よくマイナスイオンは、森の中、滝の周辺に多いと言われます。
それは森の木々の光合成の生命力、水が滝を落ちて、水にぶつかるときのエネルギー
を得て、マイナスイオンができると考えられます。
これらの場所は大多数の人が住んでいる、住宅地にはありません。
マイナスイオン水を飲んで、胃から吸収される、手段がとられます。
( マイナスイオンが多い環境 )
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** マイナスイオンが手軽にとれるマイナスイオン水
プラスイオンが多い都会に住んでいてもマイナスイオンを手軽に
体に取り入れる方法があります。
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** その一つが「マイナスイオン水」を摂ることです。
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** その前に水はどれくらいの電圧で電気分解するのか?
マイナスイオン水を作るためには、気体と違って低い電圧で可能です。
この理由は、金属電極とは電気的にほぼつながっている状態、
つまり水は導体だからです。ごく低い電圧でも、水は電気分解して、
プラスイオン、マイナスイオンに分かれます。
これがトルマリン石、その他の鉱石でマイナスイオン水が、
生成できる理由です。
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ここで、時間軸が10年ほど後の最近の事情を紹介する記事に変わります。
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近年はマイナスイオン水は、アルカリイオン水、または水素水と呼ばれます。
ここで、最近の水素水の商品で、特異な製法で、特徴のある水素水を
販売している 伊藤園 の高濃度水素水についてご紹介します。
( 伊藤園の高濃度水素水の宣伝記事 )
そして、このメーカは、水素を特殊なチューブに圧力をかけて、
そこを通る水に水素を、溶存限界を超えて溶存させています。
( 伊藤園の高濃度水素水を生成する原理図 )
( 伊藤園の水素を逃がさないためのパッチ方法 )
このように、高濃度で、抜けにくさにこだわった水素水です
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マイナスイオン水を飲むことで体にマイナスイオンを取り込むことが出来ます。
人間の体は70%が水で構成されており、大きな川の様に体の中で流れています。
川の流れが滞ると水がよどむように、体内の体液の流れは滞れば血流が酸化します。
その結果細胞に老廃物がたまり、高血圧や糖尿病といった成人病、肥満、ガンなどの
多くの病気を引き起こす原因になります。
そこで必要なのがきれいで質の良い水を取り入れて、体内の流れをサラサラにすることです。
そのためにぴったりなのがマイナスイオン水なのです。
マイナスイオンスイとは学術的に定義された正式の言葉ではありません。
ただあえて水の説明をするならば、弱アルカリ性でクラスタ
(クラスタとは水の分子のことで、小さいほど味も質もよいとされる)
が小さく、体に必要なミネラルを多く含んだ水であるといえるでしょう。
ミネラルが豊富であることと、弱アルカリ性であることは関連しています。
水の分子は一般的に何個かが塊まった状態で存在します。
その分子の数は数個から十数個といわれています。
体内に取り込まれた水のクラスタは小さいほど吸収が良いと言われています。
マイナスイオン水のクラスタは分子が数個です。
栄養の成分なども同様ですが、体内に取り込まれても、胃、腸で吸収されないで、
排出されては活用されません。
熱中症を予防するために飲む水は、軟水がお勧めです、腸から吸収されやすいからです。
また逆に、大豆イソフラボンを食べると、糖分を腸が吸収されるのを
抑えると言われていて、吸収の良い悪いにも2面性があります。
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** では、自然界に存在するマイナスイオン水は
マイナスイオン水は自然界にいくらでも有ります。例えば富士山などに積もった
万年雪が岩盤を通して湧き水になった「名水」と呼ばれる素晴らしい水などは
マイナスイオン水と言ってよいでしょう。
もともと水は、pH値を持ち、マイナスイオンが含まれています。
その上、カルシューム、マグネシュームなどのミネラル成分が
電離していると、マイナスイオンがさらに増えた、マイナスイオン水
になっていると言うことです。
この水は長い時間をかけて自然界のフィルターを通った岩のミネラルを多く
含んだ味の良い健康効果の高い水です。
日本各地の名所には「水処」と呼ばれるところが数多くあります。
その名水を飲むことで病気が治った例は数多くありますが、
これは水質、ミネラルなどの水の成分が病気に効いたためではないかと
思われます。
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** ここで水について、その特性を決める指数について説明します
* 硬度
水は硬度によって硬水と軟水にわけられます。
硬度とは水の中にあるカルシウムとマグネシウムの含有量を数値化したものです。
硬度の高いものを硬水、低いものを軟水といいます。
硬度がある程度の数値を示す水を、ミネラル水ととして、販売されます。
体が必要とする必須ミネラルを摂取できるため、価値があるのです。
また水を沸騰させると、カルシューム、マグネシュームが沈殿して
軟水に変わります。
日本の水は通常軟水の傾向が強く、石灰岩地帯を伏流する
ヨーロッパや中国の水は硬水の傾向が強くなっています。
* 硬度を左右するものは
それは、雪解け水、雨水などが地下に潜って、伏流水となって、
その水が、どういう物性の地質を、どれくらい時間をかけて通るかによるのです。
水が浸透する地層にカルシウムやマグネシウムなどが多いと硬度は高くなり、
少ないと低くなります。
またゆっくりと時間をかけて浸透すると硬度は高くなり、
短い時間では硬度は低くなります。
日本は国土が狭く、浸透する時間が短いので、
日本のミネラルウォーターは高度が低いものが多いのです。
硬度はもともと工業用の指標
飲みやすさやミネラルの成分量の目安として使われる硬度ですが、
もともとは飲料水用の基準ではなく、
給配水管の内部にカルシウムやマグネシウムが溜まりやすいかどうかを
判断するための工業用の基準として設定されたものでした。
今では飲みやすさや健康の指標としてよく使われます。
** pH値(ペーハー値)とはどういう数値の指標か?
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pH値とは次のような数値です。
水はもともと、pH値を持っているから、ある少ない割合であるが、
プラスイオンとマイナスイオンイオンの分かれています。
プラスイオンとマイナスイオンイオンが同数の場合pHは7で中性となるわけです。
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( 各種水の PH値 )
値は「ペーハー」値と読み、水溶液中の水素イオンの
酸性・アルカリ性の度合いを示すものです。
水はプラスとマイナスの電気(イオン)を帯びていて、
プラスが多いものを酸性、マイナスが多いものをアルカリ性といいます。
pH値は0〜14の範囲であらわされ、7を中性とし、7より上はアルカリ性、
7より下は酸性になります。
pH値は硬度とともにミネラルウォーターの味や効き目を左右するものです。
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